ワインの評価

ソムリエ4巻「Vintage25」のコラムは「ワインの評価」。書籍「ワインの自由」では「点数評価の功罪」というサブタイトルが加わっています。

【掲載】書籍「ワインの自由」、ソムリエ4巻 Vintage25「コミソムリエ」

点数評価の功罪

ワインの点数評価の良い点、悪い点を挙げているのですが、それらと別に世界的なワイン評論家であるロバート・パーカーJrのブラインドテイスティング(ワインが何かわからずに試飲すること)は、完全なブラインドではなく、あらかじめ、どういった産地やブドウ品種のワインを試飲するかを認識してから行っているということが紹介されています!!
つまり

ボルドーの第一級シャトーの1990年を比較試飲することが決まっていれば、「満点をつけてもいいかな」と思うはずですし
『ワインの自由』堀賢一より引用

とあるように、完全に味での評価というより、心理的要素に引っ張られることが多々あるわけです。これは、多くのワイン愛好家は知らない事実ではないでしょうか。

巻末紹介ワイン

今回のワインは、シャトー・デ・ジャックのムーラン・ナ・ヴァンです。ソムリエ4巻「Vintage25」の中(作中)では、1990年が登場し、コラム中では1994年でした。この書籍「ワインの自由」内でも、1994年が紹介されています。
このシャトー・デ・ジャックは、現在ルイ・ジャド社の傘下にありますが、楽天内で、ルイ・ジャドに吸収される前のものを発見!!ボージョレのこれほどの古酒はなかなか出会えません!!
ちなみに、私が飲んだシャトー・デ・ジャックのムーラン・ナ・ヴァンで最も熟成したものは10年弱。やはり、普通のボージョレやガメイとは思えない味わいでした!

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