Vintage25「コミソムリエ」(その1)

【掲載】『ソムリエ4巻』(原作:城アラキ氏、漫画:甲斐谷忍氏、監修:堀賢一氏)

ムルソー・ペリエール

 これから最終巻まで活躍するコミソムリエの水谷君、初登場の会です!憎めないキャラというか・・・ホテル(飲食業)にいそうなキャラとも言えます(笑)。私もこんな感じだったかもしれません。

ソムリエ=サーヴィスマン

さて、この回は、私のソムリエ、いえ、サービスマンとしての人生に影響を与えている回と言えます。学生当時から意識していたかどうかは分かりませんが、今改めて読み直して、自分のサービスに大きな影響を与えているというセリフがたくさん登場します。

「・・・ったく キミはどこを見てたんだ?あんなに大きく書いてあるじゃないか」

「キミはソムリエになりたいんだろ だったら銘柄を当てることより観察することだ。店も客もワインも。その方が勉強になる」

「サーヴィスマンにとって大事なのは常識にとらわれない事だ、お客様が100人いれば、サーヴィスも100通りある」

※以上全て『ソムリエ4巻』原作:城アラキ 漫画:甲斐谷忍 監修:堀賢一より引用

 サービスマンとしての私が常に思っている・・・いえ、常に思わなければならないのに、時々忘れてしまっていることですね。

さて、オープン前のスタッフ慰労会&城の歓迎会の2次会で、水谷が城たちを誘ったワインバーでの登場ワインが次です。

ワインバーのグラスワイン一覧

シャトー・セント・ジーン・シャルドネ1994 800円
シャトー・ラ・ルーヴィエール・ブラン1994 1,200円
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ【バンフィ】1993 800円
シャトー・パープ・クレマン1993 1,200円

城は、グラスワイン、良いチョイスだし、意外と安いと言っています。当時(1997年)でも安めに設定しているのでしょうけど、パープ・クレマンがグラス1,200円なんて、現在(2014年)では有り得ない嬉しい価格ですね!!

そして、そのあと、4番目のワインがオーストラリア、例えばペンフォールドのカベルネじゃないかと(グラスに手を付けずに)指摘、それは合っているのでした。学生時代は、「すげえ!カッコイイ」なんて思っていたかどうかは覚えていませんが、シニアソムリエになった今でも、こんなことはできません(笑)。

現在の市場では?(ヴィンテージは異なります)

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